「企業向けの主要なLMSを同じ項目で比較した情報(費用や機能など)が欲しい」
新規導入であれ、リプレイスであれ、LMSの情報収集に当たっている担当者の方は、このようなご要望をお持ちではないでしょうか。
ベンダー各社がWeb戦略に力を入れる中、LMSの製品やサービスに関する基本的な情報はその多くがWeb上に上がっています。これを、一つひとつ調べていくのは大変ですよね。
そこで本稿では、企業向けLMSの主要ベンダーを独自にWeb調査し、大まかな比較ができるよう、特徴と機能をまとめました。実は、弊社は老舗のLMSベンダーの一つです。新型コロナ禍で多くの企業が研修のオンライン化を進める中、この動きに貢献したいとの思いからこのような企画に至りました。各社がWebで公開している情報だけを使って、極力フラットに情報をご提供したつもりです。ぜひご活用いただければ幸いです。
>>LMSの導入やリプレイスに使える!「LMS比較検討資料パック」をダウンロードする
以下に述べるように、LMS市場は拡大傾向にあり、白熱しています。この市場の成長はベンダー各社のサービスの向上につながり、ひいては日本企業の人材育成の質向上と戦略人事の強化につながり、VUCA時代の日本の国際競争力に貢献するものと確信しています。
ここでご紹介する情報は、各社がWeb上で公開している情報を、LMSベンダーの視点で拝見し、まとめたものです。外資系ベンダーも含め、今企業がLMSを検討するとしたら候補に挙がるであろうシステムを網羅的に取り上げ、主な機能、特徴、得意分野、価格帯、ユーザー企業の声などをご紹介していきます。
LMS選びにあたって最大のポイントは、「いざ導入したとして、今の運用/近い将来実現したい運用をそのシステムに落とし込むイメージが付くかどうか?」です。あなたの企業がLMSで実現したいこと、人財開発において重視することをしっかり実現できるLMSを選ばなくてはなりません。
各社の情報を眺めるだけでも、要件の整理にきっと役立つはずです。ぜひ情報収集にお役立てください。
「LMS」以外にも、「ARCSモデル」や「エンプロイアビリティ」など、近年話題の人事系キーワードについて詳しく知りたい場合は、163の用語を解説している「人事用語事典」をご利用ください。
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目次
- 1 1. 研修のオンライン化、その中でLMSはどう進化するか?
- 2 2. 企業向けLMS比較16選
- 2.1 2-1. CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)
- 2.2 2-2. ナレッジデリ(株式会社デジタル・ナレッジ)
- 2.3 2-3. 学び~と(エスエイティーティー株式会社)
- 2.4 2-4. LearningWareシステム(株式会社プロシーズ)
- 2.5 2-5. Leaf(株式会社インソース)
- 2.6 2-6. コーナーストーン・ラーニング(コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社)
- 2.7 2-7. iStudy LMS(株式会社ODKソリューションズ)
- 2.8 2-8. SumTotal(サムトータル・システムズ株式会社)
- 2.9 2-9. Multiverse(ネットラーニング)
- 2.10 2-10. Generalist/LM(東芝デジタルソリューションズ株式会社)
- 2.11 2-11. Platon(ロゴスウェア株式会社)
- 2.12 2-12. eden LMS(エデン株式会社)
- 2.13 2-13. Coursebase(コースベース株式会社)
- 2.14 2-14. UMU(ユームテクノロジージャパン株式会社)
- 2.15 2-15. LMS365(株式会社ソフィア)
- 2.16 2-16. GLOPLA LMS(株式会社グロービス)
- 3 3. 要件が見えたらベンダーには早めに連絡しよう。目的別おすすめLMS
- 4 4. まとめ
1. 研修のオンライン化、その中でLMSはどう進化するか?
LMSを比較検討するためには、まずは今どきのLMSや市場の動向について知る必要があります。ざっとご確認ください。
(すぐに比較情報をご覧になりたい方は2章にジャンプしてください。)
1-1. 今どきのLMSの特徴は?注目される背景も
従来のLMSと言えば「eラーニングコンテンツを配信するシステム」というイメージが強くありました。しかし最近のLMSは、eラーニングだけでなく集合研修やアンケート管理、レポート提出機能、SNS機能など、より多様な研修プログラムを実現できる仕様が標準的になって来ています。
さらに、スキル管理や資格・キャリア管理など、研修にとどまらない形で個人の成長を支援する機能を備えたLMSもみられます。単に教育の効率化を目指すだけでなく、人材開発の総合ポータルとして、人事データベースなど他のHR Techとシステム連携し、人事戦略に組み込んで活用するイメージです。
こうした動きの背景には、以下のようなトレンド要素があります。
タレントマネジメントへの注目
個人の経歴や能力などをデータとして一元管理して、人材の最適化を図るタレントマネジメントという考え方が欧米から入って来たことをきっかけに、日本企業にも「成長そのものをどうデザインするか」という課題意識が浸透して来ました。しかし、欧米式のタレントマネジメントシステムの導入はなかなか進んでいません。
その理由の一つとして、タレントマネジメントシステムでは、ある時点で個人が保有する能力、すなわち「成長の結果」を見える化することはできるものの、成長そのものを促進することは難しい、という点が挙げられます。
日本企業には元来、従業員を育成する文化が根付いています。それは、雇用流動性が高い外資系企業に対して、日本企業は終身雇用や長期雇用を前提として組織作りを進めてきたためです。
ゆえ、日本企業の人材開発領域では、結果だけでなく成長の過程やそのための施策を見える化し、PDCAサイクルを回したい、というニーズがあります。こうした背景から、基本の教育機能を備えたLMSはもちろんのこと[1]、タレントマネジメントシステムと高度に連携し、スキルの管理や評価といった「成長プロセス」の管理ができるLMSが求められるようになってきました。
日本企業がLMSの特徴をタレントマネジメントに活用する現実的な方法としては、以下の2つが考えらえます。
・LMSをタレントマネジメントシステムと連携し、人材開発に関わる運用部分を補完する
・タレントマネジメント機能とラーニングマネジメント機能を包含するシステムを導入する
前者の例は、スキル管理や資格管理、キャリア管理といった個人のキャリア、能力、資格、成長などを見える化する役割をLMSが担います。弊社のLMSでも、この領域に力を入れています。
システムのクラウドサービスの普及
LMSの導入方法には以下の2種類の方法があり、今はクラウドサービスの利用が一般的です。LMSだけでなくHR Tech全般が同様で、各システムの利点を組み合わせ、API等を使ってシステム間の連携を進め、効率的にデータを収集・活用していく動きが見られます。
オンプレミス方式
自社の環境にサーバーを用意して、LMSのアプリケーションをインストールする方法。利用者はイントラネットを介してLMSシステムに接続するため、利用者のサーバーにLMSシステムをインストールする必要がある。セキュリティ対策やトラブル対応、バージョンアップなどに自社のリソースを割く必要があり、管理上の負荷が大きい。
クラウドサービス方式
eラーニングサーバーを提供するベンダー上に自社のLMSサイトを構築する方法。利用者はインターネットを介してLMSに接続できるため、ネット環境があればいつでもどこでも学習できる。システムやデータベースの管理、定期的なバージョンアップはベンダーが対応してくれるので自社のリソースを割く必要がない。
テレワークの増加と研修のオンライン化
新型コロナ禍でテレワークが急増する中、集合研修の実施や従業員間でのナレッジ共有に課題が生じています。LMSのeラーニング機能、集合研修機能、ライブ研修(ウェビナー)機能、SNS機能などはこうした課題の解消に役立ちます。
eラーニング機能で学習プログラムを視聴するだけでなく、ライブ研修機能やSNS機能で双方向コミュニケーションを行い、システム内での自分の様々な活動状況を一覧で確認できる学習のポータルサイトがあれば、オンラインであっても従来オフラインで行っていたのと近い施策の展開が可能です。また、対面研修よりもLMSでeラーニングやライブ研修を組み合わせた研修のほうが新入社員研修の点数が高いという事例も出てきています。
テレワークでも教育の機会損失を生じさせず、従業員一人ひとりの成長をしっかりと支援していけるLMSが望まれています。
戦略人事とHR Techの普及
生産年齢人口の減少やグローバル化など人的課題の重要性が増す昨今、人的マネジメントを経営戦略に基づいて進めていく「戦略人事」という考え方が人事業界に普及しています。戦略人事の下では、あらゆる人事計画は経営目標に基づいて検討され、戦略的に実践に落とし込まれていくことになります。
人事部門は戦略部隊となるため、定型的な事務処理から解放され、戦略の立案と実行に注力する必要があります。そのために、各社でHR Techの導入が進められており、LMSには人材開発・育成の分野からその一翼を担う役回りが求められています。
1-2. LMSの市場動向
eラーニングやLMSを使った企業向け研修サービス市場は増加傾向にあります。矢野経済研究所の予測によると、2023年度の日本のeラーニング市場は前年度の3,705億円を上回り約3,773億円に達する見込みです。
新型コロナ禍を受けて、eラーニング/LMS市場が拡大する主な要因としては、以下が挙げられます。
・テレワークの増加
・研修のオンライン化推進
・受講履歴や評価履歴のタレントマネジメントへの活用などのニーズ増
・個人のリカレント教育の増加
景気の不透明さが増す中、企業はますます効果的で効率的な教育を実現できるLMSを求めていると言えるでしょう。
世界規模で見ると、BtoBをメインとするLMS市場全体では、個人に最適な学習機会を提供し、自律的な成長を促すプラットフォームの開発に向かって大きな流れが出来上がっています。これをLXP(Learning Experience Platform)と言います。
LXPでは、本人はもちろん無数の「個人」の閲覧履歴や検索履歴、プロフィール情報を元におすすめのコンテンツを表示し、学習を促進していくような仕組みが実現されます。しかし、日本の企業教育全体が完全にそちらへ向かっているかというと、そうとも言えません。
仕事が定義され、そこへその能力を持った人材を配置する欧米式のいわゆる「ジョブ型雇用」と違い、日本の雇用形態はまずは会社に人(メンバー)を入れ、様々な業務を経験させながら育てていく「メンバーシップ型雇用」がメインです。
ジョブ型雇用の場合、個人は自己研鑽を積んで必要な能力を身に付け、その仕事を取りに行く形になります。ゆえ、成長を望む人はLXPの「Learning」を自律的に行うのが基本ですし、真ん中の「Experience」に対しても積極的です。「ジョブディスクリプション」というものがある以上、ある職種に対して求められるスキルも、日本と比べれば社会的に共通していると言えるでしょう。
つまりLXPというのは、汎用的なスキルがある程度定まっている社会や組織において、自律的に学習する個人に対して大変意味のある仕組みだといえます。
これに対して、所属する企業特有の教育を「受ける」ことに慣れている日本のビジネスパーソンは、LXPという環境が整っていても、これを使いこなせない可能性があります。企業にとっても、自社の理想の人材を育てていくためにこれまでに作り上げて来た仕組みや教育ノウハウを手放し、「個人の主体性に任せる」という選択をするのはなかなか難しいところでしょう。
それは、自社の教育ノウハウが会社の知的財産であり、文化であり、競合と戦っていくための「人財」を確保していくための戦略そのものだからです。従業員自身もそこに価値を見出して会社を選んでいると言えます。メンバーシップ型雇用の良いところは、従業員の「成長」というものを挟んで企業と個人の間に、愛情に根差したwin-win関係が生まれるところにあるのではないでしょうか。
日本のLMSベンダーは今後、LXPの考え方や新しい技術を取り入れつつ、日本のビジネス文化にマッチした企業教育というものを追求・提案していくものと思われます。
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2. 企業向けLMS比較16選
さて、いよいよ企業向けの主要LMSを比較して参ります。企業規模や目的、価格帯によって検討の幅が変わるでしょう。例えば、グローバル化の進んだ企業では、外資系の考え方の方が合うかもしれません。ぜひ問い合わせ先の絞り込みにご利用ください。
なお、掲載数値および事実情報については、各社が公開しているサイト(社名の下に記載)に基づき、2023年10月現在の内容を掲載しています。
2-1. CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)
https://www.lightworks.co.jp/services/careership
(申し訳ありませんが、最初にご紹介させていただきます!)
CAREERSHIPは、株式会社ライトワークスが提供する上場企業売上TOP100社の47%が導入している統合型・多機能型のLMSです。新規導入の70%が他社製品からのリプレイスで、LMSを導入した企業がぶつかる壁を解決すべく「より柔軟に。より奥深く。より簡単に。」という3つの特徴をコアパフォーマンスとして開発に注力しています。日系企業の文化、制度、グローバル展開などの戦略、各業界や各部門の教育施策の目的や運用を徹底的に調査・分析したり、グローバルトレンドなども踏まえて、常に最適な人材開発プラットフォームであり続けることを目指しています。
eラーニング、集合研修、アンケート、レポート、それらを組み合わせたコースなど、「誰に・いつ・何を」配信し、「誰が・どう」管理するか、論理的に細かい利用シーンを想定して作り込んでいます。大規模かつ複雑な組織や管理体制でも最適な運用ができます。また、グループ会社や他部門の教育を一つのサイトで運用でき、柔軟な配信や権限管理が可能です。
「より奥深く。」
コンテンツの配信はもちろん、従業員一人ひとりのキャリアアップのモチベーションを生かした学習ができる「キャリアマップ」機能、強み・弱みを可視化してスキルアップのモチベーションを生かした学習ができる「スキル管理」機能などを搭載しています。育成のすべてのフェーズに寄り添い、従業員の能力を最大限に引き出す「攻めの教育」を実現します。
「より簡単に。」
人事情報や履歴情報を、人事システムやタレントマネジメントシステムと開発なしの低コストで自動連携できます。このため、システム運用の手間を省き、教育運用や企画にリソースを集中いただけます。また、SAML等でのシングルサインオン連携も可能です。全社教育や導入教育の管理業務を全自動化できる機能も備えており、教育の管理者を雑務から解放し、戦略人事を強力に支援します。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 約1,500社 利用ID数415万ID突破 (上場企業売上トップ100社の47%) |
主な機能 | eラーニング、集合研修管理、アンケート/レポート、コース管理、スキル管理、キャリアカルテ、ルーム(SNS)機能 など |
オプション | 動画ストリーミング配信、SSO連携、人事データ連携、履歴データ連携 など |
導入サポート | 多機能型かつグローバルやグループ全体の人材開発基盤となるため、運用定着のための導入支援が非常に重要です。サポート専門の部隊が手厚くご支援します。 |
eラーニング教材 | ・レディメイド:企業研修で求められる汎用教材を1,000コンテンツ以上ご用意。 ・オーダーメイド:マイクロラーニング教材からゲーミフィケーション教材まで目的や予算に合わせて対応可能。 |
教材作成ツール | ・オンライン版:eStudio®(自動音声作成機能AITALK®オプションも提供可) ・インストール版:教材コーチ君® |
グローバル対応 | ・日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)/越語に標準対応 ※アジア圏を中心に順次拡大予定 ・EU圏のGDPR対応や、関連子会社「来宜信息科技(上海)有限公司」のサーバーから、グレート・ファイアウォールを気にせず、中国全土に配信可能。 |
こんな企業におすすめ | ・グループ会社も含む全社教育プラットフォームを構築したい ・LMSを導入しているが課題が多い、うまく活用できていない ・教育DX推進やタレントマネジメント推進をしたい ・データを活用したレコメンドやアダプティブラーニングなど、未来志向の攻めの人材育成を展開したい ・中国国内の拠点で使いたい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | 〇 |
費用 | 非公開。上掲URLに見積依頼フォームあり。 |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | ◎ |
2-2. ナレッジデリ(株式会社デジタル・ナレッジ)
https://www.digital-knowledge.co.jp/product/deli/
eラーニングの作成と運用に特化したLMSです。「教材作成」「受講機能」「管理機能」の3⼤機能を標準搭載しており、企業教育のあらゆるニーズに応えます。社内の効率的なナレッジ共有を支援するため、ビデオ教材(動画コンテンツ)の作成機能を強化。別サービスでeラーニング収録用のレンタルスタジオも運営しています。
教材作成ツールとの一体型で、企業の内製を支援する機能が充実。スライド教材やアニメーション教材、動画教材などを作ることができます。動画をリアルタイム収録できる機能も搭載。
「受講機能」
マルチデバイス対応と直感的な操作が可能。学習中に分からないことがある場合は、質問機能を使って質問をすることができます。スケジュール機能もあり、学習の実績や予定を確認することができます。
「管理機能」
きめ細やかな権限設定機能で小規模運用から大規模運用までカバー。コースごとにメンターを付けることができ、履歴の閲覧や修正も行うことができます。各種データの効率的な活用を目指し、CSVによる登録/抽出および検索性の向上・グラフ化機能の強化を行っています。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 企業・学校など 2,000以上 |
主な機能 | eラーニング、テスト、レポート提出、教科設計 |
オプション | Analitics+、Video+SSオプション、デジタルバッジオプション、ライブオプション、顔認証オプション |
導入サポート | サポートセンタあり。 |
eラーニング教材 | ・レディメイド:グループ会社にて提供可能 ・オーダーメイド:可 ※コンテンツ制作サービス、レンタルスタジオ、教育用インタビュアーサービス、ライブ配信スタジオなどを展開、内製支援重視 |
教材作成ツール | LMSに搭載 |
グローバル対応 | 英語/中国語 ※オプション ※ナレッジデリグローバルにてタイ語等も対応可能 |
こんな企業におすすめ | ・eラーニングによる学習に特化した使い方がしたい ・多様な教育コンテンツを自社主導で作りたい ・動画を使った教育に力を入れたい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | 〇 |
費用 | ・基本料金(年額) 350,000円/50ID、以降ボリュームディスカウント ※商用利用の場合は別途相談 |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | ◎ |
2-3. 学び~と(エスエイティーティー株式会社)
学校法人 駿河台学園を主要株主とするベンダーが提供するeラーニング特化型のクラウド型学習システム。学習に特化したシンプルな機能で、企業や学校法人の授業に導入されている。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | ― |
主な機能 | eラーニングの受講機能、管理者機能、親子サイト機能 |
オプション | 動画配信オプション、ディスク容量の追加、IPによるアクセス制御、独自ドメイン利用、通知メール |
導入サポート | 管理者画面から問い合わせ可能、受講者・管理者向けチュートリアル動画を展開。無料セミナーあり |
eラーニング教材 | ・レディメイド:ビジネスマナー教材 (システムのオプションとして購入可能) ・オーダーメイド:可 |
教材作成ツール | LMSに搭載 |
グローバル対応 | 日本語/英語/中国語(簡体字/繁体字) |
こんな企業におすすめ | ・eラーニングによる学習に特化した使い方がしたい ・商用利用したい |
SCORM対応 | 〇(SCORM1.2のみ) |
ウェビナー対応 | 〇 |
費用 | ・初期費用なし ・基本プラン月額料金 15,000円/50ID、以降ボリュームディスカウント。 別途動画配信オプションあり |
大手企業 | 〇 |
中小企業 | ◎ |
2-4. LearningWareシステム(株式会社プロシーズ)
https://www.pro-seeds.com/lms/
eラーニングや集合研修、アンケートなど、研修全般を一元管理できるLMS。「教育を快適に、成長を劇的に」をサービスコンセプトとし、「学ばせやすい」「学びやすい」「学び合いやすい」の実現を目指した機能を搭載しています。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 2,800社以上、利用者100万人突破 |
主な機能 | ユーザー管理、連絡管理、研修管理機能、PowerPoint教材作成機能、結果管理、講座管理、eラーニング動画配信、コミュニティ管理、販売・申込み管理、eラーニング受け放題 など |
オプション | システムカスタマイズ、集中度機能(ConcentrateLMS)、顔認証機能、シングルサインオン、API連携、字幕機能 など |
導入サポート | 担当者向けに約2時間の初期導入研修 |
eラーニング教材 | ・レディメイド:ビジネススキルから資格取得まで豊富なラインナップ ・オーダーメイド:可能 |
教材作成ツール | LMSに搭載 |
グローバル対応 | 日本語/英語/中国語(簡体中文 繁体中文)/ベトナム語/韓国語/タイ語/インドネシア語/マレー語など30以上の言語に対応 |
こんな企業におすすめ | ・eラーニングによる学習に特化した使い方がしたい ・商用利用したい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | 〇(ライブ配信機能〇) |
費用 | ・3つの料金プランあり。20,000円~/月(初期費用別途) |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | ◎ |
2-5. Leaf(株式会社インソース)
https://www.insource.co.jp/it-tool/kenkanrisys_top.html
集合研修の運用・管理に強いLMS。eラーニング事業からスタートしているベンダーが多い中、講師派遣サービスから市場参入した比較的新しいLMSです。「安い」「簡単」「徹底的」をポイントに、LMSとしての機能はシンプルに備え、その分オプションメニューを充実。また、幅広い分野の講師陣を備えており、従来集合研修で行われてきたマナー系から管理職研修まで、豊富なラインナップを動画教材として提供しています。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 企業数非公開 利用人数280万人以上(※2023年9月現在) |
主な機能 | eラーニング、社員管理、研修管理、課題・テスト、講座・受講者管理、事務連絡、受講管理、教育履歴管理、資格管理、システム連携 など |
オプション | 多言語対応、人事データ連携、データ連携用のAPI公開、他社システムAPI連携、企業ロゴ追加/カラー変更、Googleカレンダー連携、シングルサインオン、アカウント自動ロック、パスワード世代管理、ワンタイムパスワード認証 など |
導入サポート | マニュアル提供、説明会実施 |
eラーニング教材 | ・レディメイド:あり ・オーダーメイド:可 |
教材作成ツール | LMSにPPTやPDFファイルの登録・配信機能を搭載 ※編集機能はなし |
グローバル対応 | 英語画面切り替え機能「Leaf English」(オプション) |
こんな企業におすすめ | ・集合研修をオンライン化したい ・手軽にeラーニングを始めたい ・レディメイドの動画教材を活用したい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | 〇 |
費用 | ・初期費用なし |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | ◎ |
2-6. コーナーストーン・ラーニング(コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社)
https://www.cornerstoneondemand.jp/learning/overview
外資系のオンデマンド型教育プラットフォームです。日本法人もありますが、日本では基本的にサービスパートナーによる代理販売を行っており、サービスパ―トナーには日本アイ・ビー・エム株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社セールスフォース・ドットコムなどが名を連ねています。機能・サービスともにグローバル基準なので日本企業向けにマッチしにくい部分はあるものの、先進性、特に受講者向けの高いユーザビリティ、データを活用したサービスが好評です。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 7,000社以上 (※2023年10月現在、国外含む) |
主な機能 | 学習管理、資格管理、学習体験、学習コンテンツ、継続的なフィードバック、従業員意識調査、人材異動・配置の測定、報酬管理、データ可視化、組織と個人の目標の整合性 など |
オプション | ― |
導入サポート | ― |
eラーニング教材 | ― |
教材作成ツール | ― |
グローバル対応 | 〇 |
こんな企業におすすめ | ・タレントマネジメントを実践したい。 ・LXPに興味がある。データ活用した教育をしたい。 ・教育だけでなく組織全体のグローバル化を進めたい。 |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | ― |
費用 | 非公開 |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | △ |
2-7. iStudy LMS(株式会社ODKソリューションズ)
https://product.istudy.ne.jp/istudy-lms/
eラーニングと集合研修の運営・管理に特化したLMSです。シンプルにeラーニングを始めたい企業向けに、PowerPointやExcelからeラーニングが作成できる「SLAP」というサービスも展開しています。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | ― |
主な機能 | eラーニング、オンデマンド研修、コンテンツ作成、ユーザ・組織登録の自動化、コンテンツのアクセス制御、オリジナルデータ集計データ出力、受講管理 |
オプション | ― |
導入サポート | ― |
eラーニング教材 | ・レディメイド: 別サービス「SLAP」との連携提供 ・オーダーメイド:可 |
教材作成ツール | あり |
グローバル対応 | ― |
こんな企業におすすめ | ・eラーニングと集合研修のプログラムを充実させたい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | × |
費用 | 非公開 |
大手企業 | 〇 |
中小企業 | 〇 |
2-8. SumTotal(サムトータル・システムズ株式会社)
https://www.sumtotalsystems.com/jp/solutions/talent-development/learn
外資系のIT企業が提供する統合型人材管理(HCM)ソリューション。共通のプラットフォーム上で「人材採用」「学習管理」「人材管理」「ワークフォース管理」の4つのスイートが動作します。従業員のライフサイクル全体にわたって包括的かつ柔軟な機能を提供し、タレントマネジメントを実現します。このうち「学習管理」スイートがLMSにあたります。日本では、日本電気株式会社、株式会社ワークスアプリケーションズ、株式会社IPイノベーションズがパートナーとして代理販売を行っています。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 3,500社(日本国外含む) |
主な機能 | コース管理、トレーニングとコンプライアンス認定、報告と追跡、既存の学習コンプライアンスコンテンツ、分析とデータアクセシビリティ、勤怠管理、スケジュール管理、欠勤管理、学習管理、採用 など |
オプション | ― |
導入サポート | ― |
eラーニング教材 | ― |
教材作成ツール | ― |
グローバル対応 | 〇 |
こんな企業におすすめ | ・統合型の人事管理システムを導入したい ・全社的にタレントマネジメントを導入したい ・スキルソフト社のコンテンツを使ってグローバル人材を育成したい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | ― |
費用 | 非公開 |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | ◎ |
2-9. Multiverse(ネットラーニング)
https://www.netlearning.co.jp/platform/index.html
老舗ベンダーが5年以上かけて開発した学習専用プラットフォームです。研修などの「教育」、eラーニングなど個人が行う「学習」、ソーシャルラーニングに代表される「協働学習」の3つで構成される「ダイナミックラーニング」という独自の教育手法を提唱。その運用管理をLMSで実現します。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 5,978社(ユーザー法人数) |
主な機能 | eラーニング作成、研修管理、オンライン配信、オンデマンド配信、カリキュラム、学習管理、オープンバッジ |
オプション | ― |
導入サポート | ・あり ・運用に関する無料相談窓口・オンラインセミナーあり |
eラーニング教材 | ・レディメイド:IT技術系を中心にビジネススキル教材を提供 ・オーダーメイド:可 |
教材作成ツール | かんたんeラーニング |
グローバル対応 | 日本語/英語/中国語 |
こんな企業におすすめ | ・オンライン研修を充実させたい ・デジタル修了証を運用したい |
SCORM対応 | ― |
ウェビナー対応 | 〇 |
費用 | 非公開 |
大手企業 | 〇 |
中小企業 | 〇 |
2-10. Generalist/LM(東芝デジタルソリューションズ株式会社)
https://www.toshiba-sol.co.jp/business/gene/products/gene_lm.htm
東芝グループ10万人のパフォーマンスを想定し、実践を通じて開発されたLMS。HR・PR(人事・給与)、TM(就業管理)、CM(キャリアマネジメント)など、トータルな人財管理ソリューションを提供しており、LMSはその一環。企業教育を「攻め」と「守り」双方の観点から支援します。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 7,900社、820万人 |
主な機能 | eラーニング、WEBオーサリングツール、テスト・アンケート、動画(ストリーミング)、カリキュラム、自動メール配信(リマインド)、進捗管理、修了証発行、申請・承認、分析機能 など |
オプション | WEB会議連携(O365、Zoom連携)、ライブ配信、エコステーション、HTML変換ツール |
導入サポート | eラーニング運用メンバーによるコンサルティングサービスあり |
eラーニング教材 | ・レディメイド:あり ・オーダーメイド:可 |
教材作成ツール | オーサリングツールあり |
グローバル対応 | ― |
こんな企業におすすめ | ・HR-Techを推進したい ・タレントマネジメントを実践したい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | × |
費用 | 非公開 |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | 〇 |
2-11. Platon(ロゴスウェア株式会社)
インテル出身の技術者が「インターネットによる知識の提供」を目指して立ち上げたIT企業が提供するLMS。ソフトウェア開発の技術を活かし、カスタマイズ性の高い柔軟なシステムを提供しています。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | ― |
主な機能 | eラーニング、受講者の管理、教材・講座の管理、学習進捗管理、運営を支援する機能、集合研修の管理、特別研修機能、教材コンテンツの準備、デザイン変更、マルチデバイス対応 など |
オプション | アドバンス教材、独自ドメイン設定、一斉テスト、IPアドレス制限、デザインカスタマイズ、機能カスタマイズ、教材コンテンツの販売 |
導入サポート | 出張講習会、運用代行サービスあり(いずれも有料) |
eラーニング教材 | ・レディメイド: 49講座246教材(無償)、有償121講座505教材 ビジネス・IT系教材の代理販売 ・オーダーメイド:可 |
教材作成ツール | ・デジタルブック作成ソフト FLIPPER U2 ・プレゼン型コンテンツ作成ソフトSTORM Xe(クロスィ) ・テストコンテンツ作成ソフト THiNQ Xe(クロスィ) |
グローバル対応 | 日本語/英語/中国語(繁体語/簡体語)/韓国語/タイ語/スペイン語/ポルトガル語(ブラジル)/ベトナム語/インドネシア語 |
こんな企業におすすめ | ・独自の機能追加やサービス連携をしたい ・特殊な言語に対応したい ・教材作成にこだわりたい |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | × |
費用 | ・初期費用なし ・「お手軽スタートパック」の月額料金 基本料金:14,000円 従量課金:250円/ID、以降ボリュームディスカウント ・スリープモードあり(契約を維持したまま一定期間休止可能) ・ほかインストール(オンプレミス)型販売もあり |
大手企業 | 〇 |
中小企業 | 〇 |
2-12. eden LMS(エデン株式会社)
eラーニングに特化し、シンプルな機能と低コストにこだわったLMS。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 400社以上、50万人以上 |
主な機能 | eラーニング、コンテンツ作成機能、研修履歴やスキルレベル等の管理、Zoom・Teams連携、日報やレポート提出、ユーザーID管理と権限管理、APIによるシステム間連携、eメール・Teams・Slack・LINEでの通知 |
オプション | シングルサインオン、ログインページのカスタマイズ&受講者トップページの左上ロゴ変更、決済機能追加 |
導入サポート | - |
eラーニング教材 | ・レディメイド:なし ・オーダーメイド:なし |
教材作成ツール | LMSに搭載 |
グローバル対応 | 英語/中国語/ポルトガル語/フィリピノ語/ベトナム語/韓国語/タイ語 |
こんな企業におすすめ | ・手軽にeラーニングを始めたい ・シンプルな機能と低価格を求めている |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | 〇 Zoom連携にて可能(開催者のみプロプラン契約が必要) |
費用 | ・初期費用なし ・ユーザーID数課金プラン月額料金:30,000円/100ID ・ボリュームディスカウントあり ・休止プランあり |
大手企業 | 〇 |
中小企業 | 〇 |
2-13. Coursebase(コースベース株式会社)
2012年創業のベンチャー企業が開発した、社員研修に特化したLMS。アメリカ人の兄弟が日本で起こした会社として、一時メディアでも取り上げられました。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 500社以上 |
主な機能 | eラーニング、コースビルダー、課題とアンケート、コンテンツアップロード、コースライブラリ、組織とプロフィール、レポート、ライブラリビュー、プラットフォーム APIとSSO、IPアドレス制限 など |
オプション | ― |
導入サポート | あり(無料)、管理者向けトレーニング(無料) |
eラーニング教材 | ・レディメイド:代理販売(800コース以上) ・オーダーメイド:なし |
教材作成ツール | LMSに搭載 |
グローバル対応 | 14か国語対応 |
こんな企業におすすめ | ・ひとまずeラーニングを始めたい ・シンプルで分かりやすいUIが欲しい |
SCORM対応 | × |
ウェビナー対応 | × |
費用 | 非公開 |
大手企業 | 〇 |
中小企業 | 〇 |
2-14. UMU(ユームテクノロジージャパン株式会社)
学習者のパフォーマンスを向上させることに重点を置いた中国発のLMS。UMUという製品名は「U(あなた)、Me(私)、Us(私たち)」の頭文字からきています。
(2023年10月調べ)
利用者累計数 | 世界登録100万社以上、国内登録1万社以上(無料体験中の企業を含む) |
主な機能 | eラーニング、インプット機能、アウトプット機能、質問・ディスカッション、課題・試験、ラーニングマップ機能、アセスメント機能 |
オプション | AI課題機能、双方向ライブ機能、AIビデオ、AI字幕、カスタマイズ認証、繰り返し学習、ラーニングマップ機能、アセスメント機能、IP制御、二段階認証 など |
導入サポート | 導入勉強会・コンサルティングあり |
eラーニング教材 | ・レディメイド:あり ・オーダーメイド:あり |
教材作成ツール | あり |
グローバル対応 | 中国語(簡体字・繁体字)、英語、日本語 |
こんな企業におすすめ | ・一部署だけや特定の範囲における利用をしたい |
SCORM対応 | × |
ウェビナー対応 | 〇 |
費用 | 1アカウントあたり、月額4,000円(最低10アカウント以上の契約が必要) |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | ◎ |
2-15. LMS365(株式会社ソフィア)
Microsoft 365上で稼働する唯一のLMS。PowerPointやWordなど使い慣れたOffice製品で学習教材を作成できます。
直感的なインターフェースにより受講も管理も簡単。すでにMicrosoft 365を導入している場合はシームレスにアクセスでき(シングルサインオン)、PowerPoint、Word 、Outlook、Teamsなどの各種ツールと連携します。サードパーティ製のWebサービスをインストールするなどの準備は必要なく、すぐに学習の開始が可能。継続的なメンテナンス費用、システム統合費用等もかかりません。
(2023年11月調べ)
利用者累計数 | ― |
主な機能 | eラーニングコース、ウェビナー等作成&コースカタログ、ダッシュボード、 SCORM & AICCプレイヤー、ラーニングモジュール、クイズ、課題/評価管理、レポート管理、モバイル(iPhone、Android用の専用アプリ使用)、APIサポート |
オプション | 受講者限定コース作成、受講期間・承認フロー設定、QTI(Question and Test Interoperability)規格サポート、設問アーカイブ、講師と受講者の非公開ディスカッション、Power BIへの受講データ取り込み、オフラインモードなど |
導入サポート | 無料:メールによる操作方法サポートなど |
eラーニング教材 | ・レディメイド:なし。手持ちのSCORM形式コンテンツを学習コースに登録することは可能。 |
教材作成ツール | あり |
グローバル対応 | 英語、日本語。その他の言語は対応した辞書ファイルを作成することで使用可能。 |
SCORM対応 | 〇 |
ウェビナー対応 | 〇 |
こんな企業におすすめ | ・ Microsoft365を導入済 |
費用 | ・スタンダード版:最低利用300名×1年間=税抜1,100,000円 |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | ◎ |
2-16. GLOPLA LMS(株式会社グロービス)
6,000社超の研修実績をもとに設計された受講者・管理者双方が使いやすいLMS。育成のプロによる導入・運用サポートが企業の目標達成に貢献します。
(2023年11月調べ)
利用者累計数 | 約2万人(2021年4月のサービス開始時) |
主な機能 | 必修研修作成、公募研修作成、動画アップロード機能(容量無制限)、アンケート作成・回答、テスト作成・回答、進捗管理機能、申込管理機能、課題提出機能、上司承認機能、マルチデバイス対応 など |
オプション | 内製研修と定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」のワンストップ受講など |
導入サポート | キックオフミーティング、操作説明会、導入後のフォローアップ、導入定着まで計3回のサクセスMTG 、コース作成支援 (LMS上で学習しやすいコースの作り方等)など |
eラーニング教材 | ・レディメイド:なし。定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」との連携は可能。 |
教材作成ツール | あり |
グローバル対応 | ― |
SCORM対応 | ― |
ウェビナー対応 | ― |
こんな企業におすすめ | ・集合研修や動画学習、eラーニング などの研修を一元管理したい |
費用 | ・初期費用・追加料金0円 |
大手企業 | ◎ |
中小企業 | 〇 |
3. 要件が見えたらベンダーには早めに連絡しよう。目的別おすすめLMS
LMSの業界動向やトレンドについて一番詳しいのは、LMSベンダーです。新規導入にせよ、リプレイスにせよ、選定にあたってはなるべく早くベンダーに連絡を取り、情報を引き出していくことが大切です。
でも、「まずはどこに連絡しようかな?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで、ここではLMSの主要な導入目的に沿って、それぞれの領域でおすすめのLMSをピックアップしてみました。
3-1. 「とにかくeラーニングを低コストで手軽に始めてみたい」
・eden LMS:https://eden.ac/e-learning/
・Coursebase:https://coursebase.co/
・Platon:https://platon.logosware.com/
・ナレッジデリ:https://www.digital-knowledge.co.jp/product/deli/
・学び~と:https://www.manabeat.com/
・Multiverse:https://www.netlearning.co.jp/platform/index.html
3-2. 「全社的なeラーニング管理システムとして導入したい」
・LearningWare:https://www.pro-seeds.com/lms/
・ナレッジデリ:https://www.digital-knowledge.co.jp/product/deli/
・学び~と:https://www.manabeat.com/
・Multiverse:https://www.netlearning.co.jp/platform/index.html
・CAREERSHIP:https://www.lightworks.co.jp/services/careership
3-3. 「集合研修管理システムとして導入したい」
・Leaf:https://www.insource.co.jp/it-tool/kenkanrisys_top.html
・CAREERSHIP:https://www.lightworks.co.jp/services/careership
・iStudy LMS:https://product.istudy.ne.jp/istudy-lms/
・Generalist/LM:https://www.toshiba-sol.co.jp/business/gene/
3-4. 「グローバル・グループ全体の教育DX推進につながるLMS・LXPとして導入したい」
・コーナーストーン:https://www.cornerstoneondemand.jp/learning/overview
・SumTotal:https://www.sumtotalsystems.com/jp/solutions/talent-development/learn
・CAREERSHIP[2]:https://www.lightworks.co.jp/services/careership
・Generalist/LM:https://www.toshiba-sol.co.jp/business/gene/
>>LMS選定時に確認すべき代表的なポイントをリスト化した「LMS機能要件リスト」をダウンロードする。
LMSの新規導入やリプレイスを検討する際、
- 情報が多すぎて自社に合ったサービスなのか判断できない
- 注意して見るべきポイントがどこなのかわからない
などといったお悩みを抱えていませんか?
本書は、点在するLMS各社の詳細情報を、企業向けの代表的な16製品に限定し、目的別など、比較しやすい形にまとめてポイントをわかりやすく解説したeBookです。
ぜひ、貴社のLMS選定にご活用ください。
4. まとめ
いかがでしたか?本稿では、今時のLMSの概観と、代表的な企業LMS、目的別のおすすめLMSについて解説をしてきました。
LMSは多機能化が進んでおり、その背景には以下のようなトレンド要素があります。
・タレントマネジメントの重要性
・システムのクラウドサービスの普及
・テレワークの増加と研修のオンライン化
・戦略人事とHR Techの普及
eラーニング市場は成長を続けており、2023年度の日本のeラーニング市場は前年度の3,705億円を上回り約3,773億円に達する見込みです。ベンダー各社のLMSの開発はLXP(Learning Experience Platform)を意識した方向に向かっていくでしょう。
ただ、独自の教育施策を追究して来ている多くの日本企業では、完全に自由なLXPより、会社の意向やオリジナルの教育施策を落とし込めるシステムの方が向いていると言えます。
こうしたことから、日本のLMSベンダーは今後、LXPの考え方や新しい技術を取り入れつつ、日本のビジネス文化にマッチした企業教育というものを追求・提案していくものと思われます。
企業向けLMSとしては、以下の16のシステムをご紹介しました。
CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)
ナレッジデリ(株式会社デジタル・ナレッジ)
学び~と(エスエイティーティー株式会社)
LearningWareシステム(株式会社プロシーズ)
Leaf(株式会社インソース)
コーナーストーン(コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社)
iStudy LMS(株式会社ODKソリューションズ)
SumTotal(サムトータル・システムズ株式会社)
Multiverse(ネットラーニング)
Generalist/LM(東芝デジタルソリューションズ株式会社)
Platon(ロゴスウェア株式会社)
eden LMS(エデン株式会社)
Coursebase(コースベース株式会社)
UMU(ユームテクノロジージャパン株式会社)
LMS365(株式会社ソフィア)
GLOPLA LMS(株式会社グロービス)
また、ここからピックアップする形で、目的別のおすすめLMSをご紹介させていただきました。新規導入にせよ、リプレイスにせよ、選定にあたってはベンダーから積極的に情報を得ていくことが大切です。ぜひ参考にしてください。
なお最後に一言だけ手前味噌を許していただくとすれば、弊社のLMS「CAREERSHIP」は2001年の創業以来20年をかけ、各業界の大手企業を中心とするクライアント企業様からのニーズにコツコツと、真摯に答え続けてきた努力の賜物です。
システムはもちろん、日本企業特有の事情や人材育成に関するお悩みを踏まえた営業提案、運用開始後のカスタマーサポートの品質と柔軟性には自信を持っております。
>>LMSの導入やリプレイスに使える!「LMS比較検討資料パック」をダウンロードする
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[1] JMAMの調査によると2015年時点で従業員数3,000人以上の企業の95.8%がeラーニングを導入しています。出典:日本能率協会マネジメントセンター、「国内企業360社対象 e ラーニングに関する実施状況調査」https://www.jmam.co.jp/topics/1223801_1893.html(閲覧日:2021年3月11日)
[2] 2022年5月にeラーニングコンテンツのレコメンド機能を実装。https://www.lightworks.co.jp/news/13117